あなたが見聞きしたことを捜査員に伝えること、聴取に呼ばれた被害者に付き添うこと、そういった「捜査を助けること」も、支援者の大切な役割です。 見たことと聞いたことは区別して、見つけたものはなるべく触らずに、そのまま捜査員に伝えてください。 そして何より、聴取に呼ばれた被害者を支えましょう。警察に行くことも、いやな体験を思い出して話すことも、とても負担になることです。その時にあなたがそばにいてくださったら、きっと頑張ってやり遂げられます。いつかこのことが昔話になったとき、「あの時、できるだけのことはした。頑張った」と振り返ることができれば、本当に「昔話」にできる日もくるでしょう。

捜査に協力することも、とても大切な被害者支援活動なのです。